金沢聖書バプテスト教会

金沢聖書バプテスト教会は、神の愛とキリストの贖いと聖霊の導きによって真の神様を礼拝する者の集まりです。あなたを心より歓迎します

301〜350

御言葉メール310

投稿日:

御言葉メール310
2007年8月15日
「うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み、 キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、目標を目ざして一心に走っているのです。」(ピリピ3の13b〜14)
私たちは、過去の嫌な事、辛い事、特に罪について思い返したくないものです。今年は、戦後62年が経ちました。そして「もう過ぎた昔の事だ」といって見つめ直しません。しかしクリスチャンは、この聖句を用いて同様に罪過ちを覆い隠してはなりません。
パウロがここで「うしろものを忘れ」と言っているのは、人を赦さない過去の自分の罪や、失敗、傷ついた過去の悲しい出来事のことではありません。パウロが忘れようといっている過去とは、自分の努力や、誇り、また私は、頑張ったという自慢です。人は、過去に挫折したこと、犯した罪過、それらをさらけ出したくないものです。しかし逆にパウロは、それらを告白してさらけ出しています。彼は、自分の弱さや過ち失敗や愚かさに向き合います。
それができるのは、完全な赦しを知っているからです。彼はピリピの人達に、自分の努力や、頑張りに頼り、罪を覆い隠して、自分を誇る愚かさを繰り返して欲しくなかったのです。

カテゴリー

-301〜350

Copyright© 金沢聖書バプテスト教会 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.