金沢聖書バプテスト教会

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御言葉メール400

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御言葉メー400
2008年7月9日
「すると彼は、これを聞いて、非常に悲しんだ。」(ルカ18の23)
ある金持ちの役人がイエスの所に来て、「全ての神の戒めを守っているが、永遠のいのちを確かに自分のものするにはどうしたらよいか。」と質問しました。その時イエスは、全ての持ち物を売って貧しい人に分け与え、自分についてきなさいと命じました。すると彼は、悲しみつつ去ったのです。
それは、彼が「たいへんな金持ちだったから」でした。ほとんどの人が、漠然とですが「自分はそこそこで、天国に入る。」と思っています。本当の自分の姿に気づきません。この役人は、今までズーッと、十戒の全てを守っているという幻想を自分に抱いていました。人は、自分の事を多少の問題はあるとしても、「いい人間だ」と思っているようです。
「他人に罪人呼ばわりされる謂れは無い」と信じているようです。しかし、イエスはこの勧めによって、神以外のものを神とする、彼の偶像崇拝の罪を明らかに示したのです。このように私たちは、「世間並み」ということによって、自分の真の姿を見誤ってしまいます。故に真の神以外のものを神とすることは、全て世間並み以上の良い行いをしていたとしても、罪なのです。

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