御言葉メール417

御言葉メール417
2008年9月13日
「だから、この子どものように、自分を低くする者が、天の御国で一番偉い人です。」（マタイ１８の４）
私は自分がイライラしたり、腹を立てたりする時、それを当然のように考えて、自分を反省したり客観的に見たり出来ない時があります。自分ではその状態がみじめだったり嫌だったりするのですが、そこからなかなか抜け出せないのです。
自分の怒りを増幅させるのは、否でも自然にできてしまうのですが、その思いを冷静に見つめたり、沈めたりするのは力が必要です。イエス様にお弟子さんが、「天の御国では誰が一番偉いか」と尋ねた時、「この子どものように自分を低くする者が一番偉い人です」と答えられました。大人から見れば、子供は分別の無い者、小さい者です。
子供は、生きるために親にすがるしかない存在ですが、子供が親にすがって生存できる様に、私達も本来ひたすら神にすがって、始めて生き得る者です。その状態で、誰が一番偉いか、と問うことは出来ません。私はイライラする時、自分が人より愚かで神にすがってしか生き得ない者である事を忘れているのだと思います。主がその事を思い起こさせて下さる時、必要な力が与えられると信じます。