御言葉メール552

御言葉メール552
２０１０年１０月１６日
「主よ。あなたは貧しい者の願いを聞いてくださいました。あなたは彼らの心を強くしてくださいます。」（詩篇１０の１７）
一年前の今頃、主人は礼拝の準備と共に出張や原稿書きに追われ、忙しい毎日を過ごしていました。私は主人の体調がずいぶん悪いのではないかと気になり、病院へ行くようにすすめても、「この仕事が終わってから」といいながら、結局いく時間がありませんでした。
大丈夫だろうかと考え出すと不安が募り、教会はどうなるのだろう、私達はこれからどうしていこうかと、フト気付くとそんな事まで考えているのです。あわてて神様に祈りました。「余命宣告をされる状態になる前に病院へ行く事ができる様に」。去年のクリスマス前に、心筋梗塞で救急車で病院に運ばれ、カテーテル手術を受けました。
間一髪と言われる状態の中で、「今回の事で主人は死ぬことはないだろう」 という確信と平安が、闘病生活に付き添う私を支えてくれました。貧しい者の細々とした不安でしかたない祈りをも、聞いておられる方がいます。私の弱さ、足りなさを熟知されている主は緊急事態に恵みにより心を強くし支えて下さったのです。