御言葉メール570
2011年2月19日
「あなたが右に行くにも左に行くにも、あなたの耳はうしろから『これが道だ。これに歩め。』と言うことばを聞く。」(イザヤ30の21)
私は、急いで抱えている問題を解決したい、と思う時があります。また、何をさておいても、今日中にこの督促状を払ってしまわなければ、と焦る時もあります。
そういう時は、神様の事を考えるよりも、何とかこれだけ済ませてしまえば、という気持ちが強いです。南ユダはアッシリアに包囲され、わずかなパンと水しかない状態に陥りました。物質的には非常な窮乏状態です。今、必要なのはパンだと誰もが思います。その様な時にも、教師であるまことの預言者は神からの言葉を語るのです。どういう状態の中でも、先ずみことばが語られていく時に、目の前の問題しか見えない心に気づくでしょう。
それは、どの様な困難を通っても呼び求める御自分の民を必ず守り、助け導いて下さる神を思い起こさせます。不安や問題しか目に入らない時も、神のことばは、あなたや私を導いているのです。右に行くにも左に行くにも、いずれにしても主が導いてくださるとわかるなら、焦らなくてもいいので安心です。