御言葉メール643
2012年8月11日
「さあ、主に立ち返ろう。主は私たちを引き裂いたが、また、いやし、私たちを打ったが、また、包んでくださるからだ。」(ホセア6の1)
私は主に信頼する事を教えられていながら、先ず自分のやりたい事を優先して、周りに迷惑をかける事が多い者です。失敗の後、神を信頼していなかった自分自身に失望します。神の民イスラエルはまことの神を捨て、裏切り、バアル宗教に熱中します。
その結果は敗戦と侵略でした。悲惨な状態に投げ出されたイスラエルに預言者ホセアは語ります、主に立ち返ろう、と。ホセアは、姦淫の妻を受け入れるという自分の結婚生活を通して、神に逆らい尽くしどれほど罪に汚れた状態であろうと、神は赦し回復しいやされる方だと信じた預言者でした。イスラエルがどれほど神に逆らっても、悔い改めて主に帰るなら、ただそれだけで、神は癒される。
律法という生きる基準を与えられた神は、それを守り得ない人間に、常に赦し、癒しという回復を用意されている神であります。だから私達は、自分の罪と人の罪が交錯しながら、様々な苦しみや辛さや後悔の渦に巻き込まれても、なお回復されるのです。罪を赦される方がおられるからです。私達より先に私達の苦悩を知り、回復しようと待っておられる方が、私達の神なのですから。