御言葉メール674
2013年3月23日
「アダムはきたるべき方のひな型です。」（ロマ5：14）
各国の大使はその国の代表として、考えを述べ行動します。アダムは人類の代表として、神様に創造され、契約関係を結びました。しかしアダムは契約を破り、神に罪を犯した時、全人類が、即ち私やあなたが罪を犯し死がやってきた。一体、私達はどの様にしてアダムと共に罪を犯したのでしょうか。
私達は人類の代表であるアダムにあって罪を犯し、その罪責を負わされた、という事です。アダムの罪は私達一人一人に転嫁された。即ちアダムの不従順によって、私達は罪人という部類に入れられ、罪人として指定されたのです。私達の堕落した性質が受け継がれて人間が悪くなった、という行いによって罪人とされたのではないのです。
次にやはり人類の代表である、来るべき方であるイエスキリストによって、何がもたらされたのでしょう。神の御子であるキリストは徹底的に神に従順でした。これは私達の為でした。キリストの十字架に至るまでの神への従順によって、主を信じる者はみな義人と指定された。私達が義しいわけではありません。キリストの義が私達に転嫁された結果です。アダムは罪と死をもたらしましたが、キリストは義による罪の赦しと永遠の命を与えてくださった。心から御名を崇めます。