御言葉メール690
2013年7月27日
「主よ。私を待ち伏せている者がおりますから、あなたの義によって私を導いてください。私の前に、あなたの道をまっすぐにしてください。」（詩篇５の８）
私達が慰められたり反対に傷ついたりするのは、多く、ことばによるのではないでしょうか。ダビデ王は、この時、ダビデに敵対する者の悪意あることばによって苦しんでいました。
その試練は誘惑にもなっていきます。私は自分が苦しみの中にある時、罪を犯してしまいやすい者である事を知っています。神様を信頼できなかったり、周りに対して怒ったりしてしまう弱い者です。それは、自分で何とかしなければならない、と考えてしまうからではないでしょうか。ダビデは、自分を辛辣な、またへつらいの言葉で陥れようとする者がいる試練の中で、王としての自分の力に頼るのではなく、神の義によって導いて欲しいと祈ります。
ただ神に依り頼む者を救ってくださる神の真実と誠実さという神の義、そこに期待するというのです。自分も罪を犯さず、神のみこころに従う事が出来る様に、自分の道をまっすぐにしてください、と訴える。どうか主よ、私達が様々な困難や辛さの中で、自らが罪を犯す事から守られ、神の備えて下さる逃れの道を歩むために、神にのみ依り頼む事ができます様に助けてください。