金沢聖書バプテスト教会

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御言葉メール691

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御言葉メール691

2013年8月3日

「主よ。御怒りで私を責めないでください。激しい憤りで私を懲らしめないでください。主よ。私をあわれんでください。」(詩篇6の1,2

私達は、罪を犯したり失敗した時、また思いがけない苦しみが襲ってきた時、どの様な思いをもつでしょうか。私は神様を信じる前は、罰だ、とか、あんな事をしたから当然の報いだとか考えていました。自分に対しても人に対してもです。でもそこには後悔と苦々しい思いしかありません。詩篇6編の作者は、長い病気で苦しんでいました。当時ユダヤ社会では、病気は神の懲らしめと考えられていました。自分が神の懲らしめをうけても仕方のない者だと認めていた作者は、自分によい所は何もないので、ただただ神の哀れみにすがります。自分の罪に応じた取扱いをしないで欲しいと。悪者達は作者をあざけり、病気によって絶望し滅びる事を願いますが、彼は身体を支える骨が崩壊する様な苦しい状態の中で、なおも神に向かうのです。病気の回復以上に神との交わりの確認を求める作者は、神からの病気なら神が必ず答えられると、どこまでも神に向かう。自分の罪の苦しみ、病、他者のあざけりという不安の中で神に向かう。罰や因果応報のある所で赦しの神に向かう時、どこにもない満ち足りた交わりに驚くでしょう。

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