御言葉メール726
2014年4月19日(記:斉藤文子)
「ここにはおられません。よみがえられたのです。・・人の子は必ず罪人らの手に引き渡され、十字架につけられ、三日目によみがえらなければならない、と言われたでしょう。」女たちはイエスのみことばを思い出した。(ルカ24の6~8)
明日の日曜日(20日)はキリストの復活を祝うイースターです。復活という言葉には希望が満ちていますが、キリストの復活が私達の望みとなるのは、それを信じる時です。
しかし十字架上で処刑されたキリストを前に、お弟子さんは誰一人キリストの復活を信じていなかった。絶望と恐怖の中でうずくまり、今までキリストが語られた教えや慰めの奇跡など思い出す事もできなかった。苦しみと悲しみが張り裂ける時、それを通り越して空しさに襲われる時、それまで味わってきたはずの恵みが何の役にもたたない様に思われる時があります。私もそうです。
しかし信仰を与えてくださった神は、私たちを決してそのままに放っておかれる事はありません。イエスの空の墓の前で途方にくれている女弟子に、神の御使いはイエスのみことばを思い出させました。「復活されると言われたでしょう」。女弟子を喜びで興奮させた方は、私達にもみことばを思い出させ魂を生き返らせて下さる神様です。