御言葉メール740
2014年8月2日(記:マハー満枝)
「恐れてはいけない。しっかり立って、きょう、あなたがたのために行なわれる主の救いを見なさい。...主があなたがたのために戦われる。」出エジ14:13~14
エジプトの奴隷生活から救出され、喜びにあふれていたイスラエルの民に、モーセは13章3節で、「...この日を覚えていなさい。主が力強い御手で、あなたがたをそこから連れ出されたからである。」と戒めました。神様は、実に大いなるわざを持って民を救い出され、その後も、昼は雲の柱、夜は火の柱の中にいて彼らの前を進んで下さいました(13:21)。このように守られた歩みは、何と幸いなことでしょうか。
しかし、それからすぐ後の、民の言葉を見て下さい。「私たちをエジプトから連れ出したりして、いったい何ということを私たちにしてくれたのです。...エジプトに仕えるほうがこの荒野で死ぬよりも私たちには良かったのです。」!
いったい何があったのでしょう?14章。民を追いかけてきたエジプト軍を見て、彼らは「非常に恐れ」たのです。神様がそこに見えるかたちでおられたのに、神様は大いなる奇跡をもって彼らを救われたのに、イスラエルはそれを忘れ、その目を神様から離して敵を見た結果、恐れに支配されてしまったのです。
私たちも神様から目を離す時、恐れや不安に捕われます。静まって自分の心を探り、この素晴らしいお方に目を向け、感謝し賛美いたしましょう。