金沢聖書バプテスト教会

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御言葉メール966

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御言葉メール966

2019年2月10日(記:辻嵐桂子)

あなたは、メルキゼデクの例に倣い、とこしえに祭司である。(ヘブル人への手紙7章17節、詩篇110篇 4節)

詩篇110篇4節は、いわゆるメシヤ詩篇と言われるもので、イエス・キリストを示すものとて度々新約聖書に引用されている。

ヘブル人への手紙7章では、創世記14章のアブラハムがメルキゼデクから祝福を受け、戦利品の十分の一をささげた歴史的記述から、アブラハムに対するメルキゼデクの優位性、しいてはアブラハムの子孫に与えられたレビ系の祭司職に対する、メルキゼデクをひな型とするイエス・キリストの祭司職の優越性を論述している。

その決定的な違いは、前者は限りある、やがて死ぬ人間を代々大祭司として立てるのに対し、後者は、死からよみがえり天に昇られた神の御子を仲保者として立てている点である。
イエス・キリストは永遠に、今も、神と私たちとの間に立って、私たちのためにとりなしをしてくださっているので、私たちを完全に救うことが出来るのである(25節)。
さらに、イエス・キリストの祭司職の卓越性は、その贖罪の御業の完全さという、別の論点からも述べられていく。

大祭司という概念は、ユダヤ教の律法に起源を持つもので、私たちは旧約聖書から学ばなければならないし、またこのヘブル人への手紙は、それを大いに助けてくれる。
そしてこのような、完全で卓越した大祭司こそが、私たち(人間)にとって、まさに必要な方であると聖書は教える。
福音がすべての人に必要であることを、改めて思わされた。

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