異端問題研究会の歩み

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異端問題研究会の歩み





 現在、週に1度開かれている異端問題研究会の小さな集まりは、今から7年前に、私(教会に集っているある婦人)の聖書の学びのための勉強会から始まりました。当時、私はエホバの証人を脱会して2年程がたっていて、やっと、この金沢聖書バプテスト教会こそが私の教会かしら・・と、思い始めていたものの、エホバの証人としての知識の、どこが間違いでどこが正しいか、自分の判断が本当に正しいのか、一つ一つの行いが、とても不安で仕方ありませんでした。そんな私のために、斎藤先生が、聖書を学び、私の思いを聞いてくださる時間を作って下さったのです。

 週に1度、当時まだ教会に馴染んでいなかった私のために、2人の姉妹も参加して下さって、「救い」「イエス・キリスト」「三位一体」など、聖書の基本から学んでいきました。エホバの証人としての知識を一つ一つ学び直すことで、私の不安は少しずつ取り除かれ、神様は今の自分をそのまま受け入れ、それまでの経験全てを必ず益として下さるということを信じることができるようになりました。また、斎藤先生や姉妹方も、私のエホバの証人としての経験や気持ち、神に対する思いを知って下さるにつれ、この問題はとても深く、助けを必要としている人がたくさんいること、神様は、この教会の働きのためにも私をここに導いて下さったのだということを理解して下さって、私の学びが一段落した頃、もっと積極的にエホバの証人について学ぼうと「異端問題研究会」が立ち上げられたのでした。



 「研究会」では、まずエホバの証人についての正しい理解から始まりました。教義、活動、生活、気持ち等、いろいろなテーマで学び、話し合い、私自身は客観的にエホバの証人を見直し、斎藤先生方は、うわさや思い込みで持っておられた間違ったエホバの証人像を変えてゆく作業となりました。それは一方で、正しいキリスト教の教義を確認し合い、自分たちのクリスチャン生活を厳しく見つめ直す機会ともなったのです。私は、それまでの経験を、これから救われるであろうエホバの証人のために生かせないか、また先生方は、これまでのキリスト教会のエホバの証人に対する拒否の態度ではなく、愛をもって福音を伝えるべき人々として近づけないか、考えさせられ、祈り、結果次の2つの働きが起こされました。



 まず一つは、今後身近なエホバの証人が間違いに気付けるように、どう機会を捉えてアプローチをすればよいのか、そのノウハウを学ぶこと、また、家族にエホバの証人をお持ちの方を支え、励ますという働きです。これには、亡くなられたある婦人の存在が大きくありました。その婦人(Aさん)は、エホバの証人のお嫁さんのことで心を痛められ、教会を訪ねていらっしゃったのです。たくさんの資料や本を読み、カウンセラーの先生方とも連絡をとりながら、その方は必死に救出の日を夢見ておられました。私たちも、共に学びながら励まし、どう接すればよいか、何をすべきで、何をしてはいけないかをその時々で伝えていきました。結果としては、悲しいことにAさんが病に倒れ、志半ばで亡くなられましたが、振り返ると、私たちのほうがAさんに励まされ、多くを学ばせてもらったように思います。神のみ心と人間の思いとの違い、待つことの大切さ、神様の哀れみ、愛の深さ・・・Aさんもきっとそれらを感じながら逝かれたと信じています。



 もう一つの働きは、学んだことをより多くの方々に伝え、エホバの証人を、福音を伝える必要のある、愛すべき人々として理解し、接してもらえるよう、アピールすることでした。そのためにまず、少しでもエホバの証人に対する思いを啓発できるよう「たねまき」という通信誌を不定期ながら発行し、現在no.12にまで至っています。さらに、1998年から2000年にかけて、3回の異端問題セミナーを開きました。講師も、岩村義雄先生、草刈定雄先生、中澤啓介先生と、それぞれエホバの証人救出のために、精力的に働いておられる方々ばかりでした。セミナーを通して、救出の働きの大きさ、大切さ、私たちが持つべき見方、接し方、ものみの塔の組織の恐ろしさ、巧みさなど多くを学ぶことができました。教会員だけでなく、他の教会や一般の方々にも、エホバの証人がえたいの知れない人たちではなく、普通の、むしろ助けを必要としている人々だということを理解して頂けたのではないかと思います。



 「研究会」の集まりは、草刈裁判の支援や「ぶどうの会」というネットワークとも関わって、活動しています。まだまだ救いを求めているエホバの証人は多くいるはずです。今後は、そうした現役のエホバの証人とのつながりを求め、一方で新しいエホバの証人をつくらない為に何ができるか、神様が許される限り、導きを祈り求めながらさらに学びつづけ、小さな種をまきつづけたいと思います。


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