御言葉メール783

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御言葉メール783

2015年6月13日(記:斎藤文子)

「彼らが、『私たちをさばく王を与えてください。』と言ったとき、そのことばはサムエルの気に入らなかった。そこでサムエルは主に祈った。」(第1サムエル8の6)

祈りはいろいろな状況の中でなされます。今日はサムエルの祈りをみていきましょう。イスラエルは神権国家であり、神ご自身が直接、民を治められる国です。

神のことばである律法を聞き、神の預言者から神に従う道を教えられるのです。ところが周りの国は王がいた。戦争の時には、王が中心になって戦う。それを見るイスラエルは、人間の王のいない、神に従うことを第一とする自国が頼りなく感じられたのでしょう。サムエルは年をとり、サムエルの息子達は主の道に歩まず人の道にも反した事をしている、だから、あなたに代わる支配者として王をたててほしい、というのが民の要求でした。

サムエルにとって、それは悪としかうつらなかった。しかしサムエルは、あなた方は神に反逆している、といって怒るようなことをしないで、主に祈ったのです。自分の個人生活を非難され、その延長上に、見えない神ではなく人間の王が欲しいと訴える民の声に怒りも含めた深いショックが想像されます。しかしそれでもなお民の訴えを神に祈る。あらゆる感情に支配されながらも、神に向かう。その事の難しさを私自身覚える者ですが、弱さの全てをご存知の神が私達の祈りを導びいて下さいます様に。

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