御言葉メール884

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御言葉メール884

2017年5月21日(記:辻嵐桂子)

「そこで女が見ると、その木は、まことに食べるのに良く、目に慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかった。それで女はその実を取って食べ、いっしょにいた夫にも与えたので、夫も食べた。」(創世記3章6節)

神がこの世界を造られた時、「それは非常に良かった(1章31節)」とある。
だがそれを一変する出来事が起こった。
神はエデンの園においてひとつの禁令を設け、それを守らせることで、人が自発的に神を愛し、信頼し、従うかどうかを試された。
しかし、私たちの最初の先祖であるアダムとエバは、容易く蛇に誘惑され、神が食べてはならないと言った善悪の知識の木の実を食べてしまった。いわゆる原罪と言われる事件である。
それによって世界に罪が入り、死が入り、あらゆる悲惨がもたらされた。(創世記3章16ー19節参照)

神は全てをご存知のはずなのに、なぜ人を試すようなことをしたのか?なぜ誘惑するような存在を許したのか?聖書は何も語っていない。
ただ、上記の御言葉からわかるのは、人は神の命令を知っていながら、自らの意思でそれを退け、己の欲望に従って罪を犯したということである。

私たちの罪の本質はこれと同じである。
自分にとって都合の良いもの、目に慕わしいもの、人から賞賛されることが、私たちの関心事の中心となっていないか。

神はキリストによって、破綻した神との関係を回復して下さった。
今日も、私たちの回りには私たちの目を惑わす慕わしいものが数々あり、また、私たちの内には欲が止めどもなく湧いてくる。
だが、かつてエデンの園において人がそうであったように、神の恵みは私たちに十分である。
従うべきは己の欲ではなく、神の御言葉である。

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