御言葉メール901

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御言葉メール901

2017年9月16日(記:斉藤文子)

「私の悩みとさすらいの思い出は、苦よもぎと苦味だけ。私のたましいは、ただこれを思い出しては沈む。私はこれを思い返す。それゆえ、私は待ち望む。私たちが滅びうせなかったのは、主の恵みによる。主のあわれみは尽きないからだ。」哀歌3の19~22

人間は失望し絶望します。勿論、その内容も長さも人によって違うでしょう。この哀歌の作者の絶望は、ユダが神に背いた結果、神からの裁きとしてバビロンに捕囚される、という罰に対するものでした。その災いと苦難を思い返す事は自分を絶望に沈ませる。しかし作者は突然、「それゆえ、私は待ち望む」と、神への信仰を語るのです。絶望の淵に沈んでいる者が、なぜこの様に、待ち望むと神に告白できるのか。考えられる事は、この国と自分は裁かれて滅ぼされて当然である、という罪認識の中に作者がいたことです。自分に対する期待が全く無い絶望の極みといえるかもしれません。

しかし私もそうですが多くの場合、絶望しながらも、何とかなったはずでは、という自分や他人に期待を持ちながら、それがなってないから絶望しているという事が多いように思います。しかし哀歌の作者は何も言い訳できない絶望の中で、変わることのない契約の神の恵みを思い出すのです。罪を裁かれる神は同時に赦しの神です。だから絶望の中で神を待ち望む事ができた。どうか私達も神を待ち望む恵みの中を歩めます様に。

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