御言葉メール932

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御言葉メール932

2018年5月19日(記:辻嵐桂子)

彼らは、わたしがエジプトの地から連れ出した、わたしの奴隷だからである。彼らは奴隷の身分として売られてはならない。あなたは彼をしいたげてはならない。あなたの神を恐れなさい。(レビ記25章42-43節)

神の民の特異性は、神に付与された律法に現されている。
レビ記25章に見られる安息の年やヨベルの年の規定は、その際たるものと言えるかもしれない。
これらの規定は、これから入国するカナンの地において、真の所有権は神にあり、イスラエルは借地人に過ぎないこと、その土地の収穫は、神の祝福に由来することを覚えさせるものである。

またイスラエル人は、同胞を奴隷として扱ってはならなかった。困窮した者には手を差し伸べ、融資をしても利子を取らず(35-37節)、身売りした者は住み込みの雇い人としてヨベルの年まで仕えさせても、決して搾取してはならなかった(39-46節)。
たとえ外国人に身売りしたとしても、その人には買い戻しの権利(近親者によって買い戻されること)が保証され(47-49節)、買い戻す者がなかったとしても、ヨベルの年には解放された(54節)。

かつてエジプトで奴隷状態だったイスラエルの民は、神によって贖われ、神のしもべとされたので(55節参照)、二度と(人間の)奴隷となってはならないというのが、上記の御言葉の教えである。

新約聖書には、私たちがかつては罪の奴隷であったのが、イエス・キリストの十字架の贖いによって罪から解放され、今は神の奴隷となったと述べられている(ローマ人への手紙6章参照)。

私たちも、もう二度と罪に支配されることはあってはならない。神のしもべとして、ただ神を恐れ歩むことで、神の民の特異性が現わされるのではないだろうか。

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