御言葉メール710

[`evernote` not found]
LINEで送る

御言葉メール710

2013年12月28日

「私のわざわいを楽しんでいる者らは、みな恥を見、はずかしめを受けますように。私に向かって高ぶる者は、恥と侮辱をこうむりますように。」(詩篇35の26)

冒頭句を一見すると、作者は自分勝手なひどいことを神に祈っているように思われます。この35編は、作者が理由なく敵に攻められ命をねらわれる状態です。更に悪意をもつ証人に不正な批判で苦しめられている。
しかもそれらの証人は、かつて彼らの試練の日に作者が熱心な祈りをもって交わった人達。詩人の心痛の深さは想像できますが、そのように敵となってしまった人達だからといって、神を信ずる者がこの様に祈れるのか。私達が、もし不正で訴えられた時に取る反応は、復讐のための攻撃、あるいは自分を弁護することではないでしょうか。しかし作者はそれらのどれもとらなかった。

神に私の代わりに闘って下さい、と願うのです。自分の真実な姿を知っておられるのは神だけだという確信が、口惜しさ、悲しさ、命の危険への恐怖を乗り越えさせたのです。それはまた、神の正義にゆだねた、という事です。その様に冒頭句を考えてみると、神の義がなることに期待し、自分で復讐しない選択の中に生きた作者の、ただ神にのみ発せられる呻きとして理解できるのではないでしょうか。

記事はお役にたてましたか?

記事にご興味をもっていただけましたら、
以下のソーシャルボタンで共有していただくと嬉しいです^^

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
[`evernote` not found]
LINEで送る

御言葉メール710関連ページ

御言葉メール750
御言葉メール750 2014年10月18日(記:斎藤文子) 「聞きなさい。イスラエルよ。きょう、私があなたがた […]
御言葉メール749
御言葉メール749 2014年10月11日(記:マハー満枝) 「モーセが手を上げているときは、イスラエルが優勢 […]
御言葉メール748
御言葉メール748 2014年9月27日(記:辻嵐桂子) 「さあ、われわれは町を建て、頂が天に届く塔を建て、名 […]
御言葉メール747
御言葉メール747 2014年9月20日(記;斎藤文子) 「心の貧しい者は幸いです。・・悲しむ者は幸いです。そ […]
御言葉メール746
御言葉メール746 2014年9月13日(記:マハー満枝) 「…主がどれほど偉大なことをあなたがた […]
御言葉メール745
御言葉メール745 2014年9月6日(記:辻嵐桂子) 「あなたが正しく行っていないのなら、罪は戸口で待ち伏せ […]
御言葉メール744
御言葉メール744 2014年8月30日(記:斎藤文子) 「さて、モーセという人は、地上のだれにもまさって非常 […]
御言葉メール743
御言葉メール743 2014年8月23日(記:マハー満枝) 「主に向かって私は歌おう。」(旧約・出エジプト15 […]
御言葉メール742
御言葉メール742 2014年8月16日(記:辻嵐桂子) 「空の空。伝道者は言う。空の空。すべては空。」(伝道 […]
御言葉メール741
御言葉メール741 2014年8月9日(記:斎藤文子) 「あなたがたは、わたしがあなたがたに話したことばによっ […]