御言葉メール420
2008年9月24日
「イエスは起き上がって、風をしかりつけ、湖に「黙れ、静まれ。」と言われた。すると風はやみ、大なぎになった。」(マルコ4の39)
弟子たちは、ガリラヤ湖を船で渡ろうとしたとき、激しい風と波の中で、死の恐怖を覚え、「先生。私たちがおぼれて死にそうでも、何とも思われないのですか。」とイエスを非難したのです。
私たちは、いざ困った時、その困難がなかなか解決しない時、苛立ち、不安の気持ちを、怒りや不平、不満というかたちにして、人に投げつけてしまいます。しかしイエス様は、自分には全く関係の無い弟子たちのそのような不安や苛立ち、怒りを受け止められたのです。私ならば、きっと「私とその嵐と何の関係があるのか、私にどうしろというのか」と怒鳴り返した事でしょう。
しかしイエスが、その嵐と波に「黙れ。静まれ。」と命令されると、風も波も静まったのです。本当に驚くべきお方です。そこで弟子たちは、先ほどの嵐と風よりも恐れたのです。そうです。人の力では、どうにもならない自然さえも従わせられたのです。そのお方に苛立ち、怒りをぶつけてしまったのです。私たちは、ただ主を信頼して、口を閉ざして待てばよいのです
御言葉メール420
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