御言葉メール596
2011年8月27日
「もしあなたがたが、わたしのことばにとどまるなら、あなたがたはほんとうにわたしの弟子です。そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。」(ヨハネ8の31)
私達は自分の考えや感情に振り回されてしまいやすい者です。そういう私達にイエス様は、みことばに留まる様に言われる。
具体的にどういうことでしょうか。私達は正しいと思う考えをもっています。また虚しさ、落ち込み、辛さ、腹立たしさ等の感情の揺らぎがある。私達の内側からでてくる考えや感情と聖書の言葉と教えが違うと理解できた時、「神のことばと教えに立ち、神を信頼できる様に」と葛藤の中で祈らされる歩み、といえるのではないでしょうか。
たとえ不安があっても、たとえ苛立ちが収まらなくても、たとえその結果、もっと自分が苦しくなったり不利益を被る事が予想されても、です。自分の思いではなく神のみことばに従う決断は、自分の罪が赦されたという真理を経験させてくださる。それは現実生活で、様々な不自由や問題という束縛の中にありながら、人には理解できない自由が与えられている事を確認する機会になるでしょう。