御言葉メール776
2015年4月18日(記:辻嵐桂子)
「やめよ。わたしこそ神であることを知れ。
わたしは国々の間であがめられ、地の上であがめられる。」(詩篇46篇10節)
人類の歴史は争いの歴史である。国家間、民族間、また思想の違うグループ同士が、自分たちの優位性を主張し、あらゆる緊張を生み、争いへと発展して行く。
個人のレベルにおいても同様のことが言える。
クリスチャンである私たちも、この世の中で自分の立場や利益を守ろうとし、気付かないうちに世の武器を用い、世を相手に必死に立ち回っていることがある。
上記のみことばは、そんな私たちに武装放棄を呼びかける。「やめよ」とは「力を捨てよ」という意味である。
神は、全ての争いを終わらせることがお出来になり、神の民には完全な勝利が約束されている。
かつて幾度も神の民の歴史に介入し、ご自身の民を守られて来た神は、今も私たちの避け所、唯一の救いの砦である。