御言葉メール1077
2021年5月8日
「外には戦いが、内には恐れがありました。しかし、気落ちした者を慰めてくださる神は、テトスが来たことで私たちを慰めてくださいました。」第2コリント7の5,6
外には戦い、内には恐れがあるーこの様な状況は伝道者パウロでなくても、その年齢年齢において経験することがあると思います。パウロは、自ら開拓したコリント教会で、様々な問題が起こり、福音を語ったパウロ自身が批判されていました。そういう中で、パウロはコリント第1の手紙と第2の手紙の間に、もう一つ手紙を書きました。
しかしその手紙は、かなり厳しいもので、コリント人達を一時的にであれ悲しませてしまった。それを知ったパウロも、その時は悔いて嘆いたようです。しかし神はそのパウロを、コリント教会に派遣していたテトスの報告で慰めてくださった。彼らは悲しんで悔い改めた、のです。
自分が考えて成した事が決して間違っていたわけではない、と確信していても、その方法でよかったか、という自問自答の中で自己吟味することが、私達にもあると思います。それが良かった場合でも悪かった場合でも、神は、あらゆる事を通して慰めと励ましを与えられる。私達の生活においても必ずこの様な経験が与えられるでしょう。