御言葉メール657
2012年11月17日
「彼らは・・・ねたみと殺意と争いと欺きと悪だくみとでいっぱいになった者、陰口を言う者、そしる者、神を憎む者、人を人と思わぬ者、高ぶる者、大言壮語する者、悪事をたくらむ者・・・」(ローマ1の29,30)
冒頭の悪のリストはまだまだ続きます。これを読むと、こういう人もいるだろうな、とか、自分もこの中の一つぐらいあるかな、ぐらいに私達は考えるのではないでしょうか。
また、人間はもっと良い所を一杯もっている、環境で変わる事はあるかもしれないが、普通はそこまでならない、と、思われる方もいらっしゃるでしょう。それは、私たちが人や自分を、人との比較で判断しているからではないでしょうか。それは時代によって変わる曖昧なものです。
その判断は人を振り回します。神は私たちを見る基準をもっておられますが、これは決して変わる事はありません。神を認めない人の姿は、たとえどんなに人からりっぱに思われていても、神の目からは冒頭のリスト全てを持っているのです。
それは必ず裁かれる。しかしキリストを信頼する時、悪のリスト全てを持っているにも関わらず、赦され義しいとみて下さる。キリストが私達の代わりに裁かれたからです。悪のリスト全てが赦されて裁かれる事のない人生があなたのものとなります様に。