御言葉メール1046
2020年10月4日
神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして人を創造し、男と女に彼らを創造された。(創世記1章27節)
ジェンダーニュートラルという言葉を最近耳にするようになった。
大手企業が、性別を前提とした表現を撤回したり、有名人が、その人の性別はその人自身が決めるといった発言に、多くの人が賛同し称賛している。
さらにノンバイナリー(第三の性)を自称する人たちがいる。誰も排除しない、多様性を認める、新しい価値観というわけだ。
確かに、性別による差別はあってはならないし、性的マイノリティの人たちが社会から締め出され、ことさらに人権を侵害されるのは問題である。
だが聖書は、はじめから男性と女性の区別を明確にし、それぞれの役割を主張ている。
旧約においても新約においても同性愛は、不貞や近親相姦と同様に忌むべき性関係として挙げられ(レビ記18章22節、ローマ1章27節他)、また、男らしくあること、女らしくあることをを勧める箇所も多く見られる(Ⅰコリント11 章3-16節等参照)。
もちろん、聖書の記述はその時代の背景を考慮し、解釈され、現代に適用されなければならない。
しかし、神が忌むとするものを、時代の流れがどうであろうと、私たちは受け入れることは出来ないのである。
上記の人たちから見れば、聖書の御言葉をそのまま信じ受け入れる私たちは、時代遅れで排他的な、差別主義者ということになるのかもしれない。
だが私たちはこの世代に対して、普遍の真理である神の御言葉を宣べ伝え、証ししていかなければならない。