御言葉メール1067
「私たちは、救われる人々の中でも、滅びる人々の中でも、神に献げられた芳しいキリストの香りなのです。滅びる人々にとっては、死から出て死に至らせる香りであり、救われる人々にとっては、いのちから出ていのちに至らせる香りです。…」第2コリント2の15,16
私達キリスト者は、芳しいキリストの香りだとパウロは言います。キリスト者は自分が受けた福音の中に生き、それを伝えてキリストの芳しい香りを放つのだというのです。
その香りというのは同じ一つの福音ですが、信じて受け入れる人にとっては、いのちに至らせ、拒んでキリストを信じない人には死をもたらす。私達が受けたこの福音こそ、人をいのちか死へと分けてしまうものなのです。
そうであるなら、先に救われた私達はどうしたらよいのでしょう。キリストの贖いによって救われた私達一人一人が、その福音を自分一人の胸の内にしまっておくのではなく、今度は自分が、生き方と言葉を通してキリストの罪の赦しを周りに知らせる、キリストの香りとならせて欲しいと祈り願いたいものです。
私は芳しい香りより反対に悪臭をまき散らしているのではと、胸が痛くなりますが、だからこそ良きキリストの香りを放つ者となれる様に祈り求めます。ただ主に期待しながら。