たねまき Vol.2

ワンポイントレッスン
「エホバの証人へのアプローチ 2 」
<エホバの証人とは避けたいテーマ>

私たちは、「エホバの証人はキリスト教の異端である」というだけの認識では足りません。教理の違いだけではなく、マインドコントロールと言う宗教の形態を見なければなりません。つまりマインドコントロールをしているカルト集団なのです。クリスチャンは、エホバの証人を「異端」としてとらえて教理論争としているので、いくら証をしても、どこまで行っても、平行線と言う無駄な結果に終わります。そのため下記の3つについては注意をしましょう。
エホバの証人と話さないほうがよいテーマの一つ目は、「三位一体」についてです。クリスチャンでも「三位一体」について、納得して説明できる人はいません。信じているものたちが一応理解するためのものなので、信じていないエホバの証人は納得ではなく、攻撃をしてきます。クリスチャンは弁明した喜びはあっても、エホバの証人に効果はありません。
二つ目に話さないほうがよいテーマは、「地獄」についてです。クリスチャンは、「地獄」の存在を信じていますが、この話題に喜びはでてきません。エホバの証人は、愛の神が「地獄」を造るはずがないと思っているので、「地獄」があるといっても聞きたがりませんし、これも効果がありません。
三番目に話さないほうがよいテーマは、「霊魂不滅」についてです。クリスチャンは、永遠に魂が続くことを信じますが、エホバの証人は「人は死んだら魂はおしまい」と思っています。旧約聖書の中には、魂は死んだらおしまいかと思えるような言葉が2、3箇所あります。もちろん聖書を学んで論争したら、クリスチャンは勝ちますが、それで異端と断定されても、改める人はまずいません。結局、議論で勝っても、エホバの証人を説得できないのです。
エホバの証人セミナー 講師 中沢啓介 師