御言葉メール456
2009年1月31日
「イエスは、その木に向かって言われた。『今後、いつまでも、だれもおまえの実を食べることのないように。』弟子たちはこれを聞いていた。」(マルコ11の14)
その木というのは、いちじくの木で昔からイスラエルを象徴する木です。イエス様は葉が茂っていかにも実が成っているように見えるのに、一つも実をつけていない、いちじくをその頃のエルサレムに例えられました。
大神殿、儀式、宗教だけでなく政治も支配する宗教家達。外面だけを見ればいちじくの葉のように栄えていました。しかしそこには一番大切な信仰の実がなかったのです。あるのは自分の誉れのために、ほめられるために神様を利用する姿でした。キリストはそういう宗教家を叱責されます。それをあらわすいちじくの木はイエスの言葉で根元から枯れました。
この記事は私の神様への信仰を点検させます。本当に神様を信頼し期待しているのだろうか、信仰の実があるのだろうか。信仰の実は神様への信頼、それをあらわす祈り、そこから生ずる様々な形での他者への奉仕です。その実が無いとわかる時も、神様は悔い改める恵みを備えて私を導かれる事を感謝します。
御言葉メール456
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