御言葉メール533
2010年6月5日
「わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。」(マタイ9の13)
自信を失い疲れ果てた時、どこにも行き場が無いと思う時、キリストのことばは、その困難さからフッと目を離してくれます。正しい人のためではなく罪人を招くために来た、というキリストの言葉は、何故、私達をがんじがらめの状況から解放するのでしょうか。
疲れて自信喪失する時、私達は自分の見たくない内側に気づきます。人との比較、いやがらせ、人の失敗を喜んだり、またバカにされたと思ったり・・・その様な思いが噴出し、自分はダメだなあと思う時、自分の内側にある罪の存在を教えられていくのです。イエス様が、正しい人を招くためではなく罪人を招くために来られた、というのはまさにそういう人のためです。
「正しい人」というのは自分で自分を正しいと思う人の事。自分はダメだと思う時、人をとやかく言う事はできません。自分を正しいと思えないからです。イエス様はそういうあなたや私を招いておられる。その時、キリストがあなたや私を正しいと言ってくださるのです。
御言葉メール533
投稿日: