金沢聖書バプテスト教会

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御言葉メール1134

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御言葉メール1134

2022年7月3日

「すると、即座に主の使いがヘロデを打った。ヘロデが神に栄光を帰さなかったからである。彼は虫に食われて、息絶えた。」(使徒の働き12章23節)

ヘロデと呼ばれる人物は、新約聖書に少なくとも3人出てくる。
傀儡王でイエスの降誕の時、東方の博士らの訪問を受け、イエスを殺そうとしたヘロデ大王(マタイの福音書2章)、イエスの公生涯にガリラヤを統治していた国主で、ヘロデ大王の息子、バプテスマのヨハネの首をはねさせたヘロデ・アンティパス(マタイの福音書14章1-12節)、そして上記の、十二弟子のヤコブを殺しぺテロを拘束した(使徒の働き12章1-5節)、ヘロデ大王の孫に当たるヘロデ・アグリッパ一世である。

このヘロデは、わずかの期間ローマ総督を退けユダヤの王となったが、演説中、彼におもねる者たちが「神の声だ」と彼を崇め称える中(20-22節)、虫に食われて突然の変死を遂げた。
聖書はそれを「主の使いがヘロデを打った。ヘロデが神に栄光を帰さなかったからである」と述べている。

暴虐武人な指導者の高ぶりと、その非道な行為は、必ず神によってさばかれる。
だが悪しき為政者による暴挙は、歴史上何度も繰り返されてきたし、また今日もそれは存在する。
ヘロデを打ったように、神はいつでも、何を用いても、一瞬で事を成すことができるはずである。私たちはただ、神の時を待っている。

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