御言葉メール1116
2022年２月19日
｢ヤコブよ、なぜ言うのか。イスラエルよ、なぜ言い張るのか。『私の道は主に隠れ、私の訴えは私の神に見過ごされている』と｡｣(イザヤ書40章27節)
クリスチャンであってもトラブルやアクシデントに見舞われることがある。病気や災害といった苦難に遭遇することもある。
また、世の中には目を覆いたくなるような事件が頻発している。
試練が長引き、祈っても状況が一向に改善されないと、私たちは思う。神は、なぜこの状況を見過ごしにしておられるのかと。
国家の衰退、民族存亡の危機を何度も経験してきたイスラエルの民はなおさらそうであろう。神の民、神の栄光を現す民族であるはずなのに！
だがイザヤは、圧倒的で絶対的な創造主としての神の存在を指し示し、神以外のものではなく、この神に信頼するようにと民を励まし続け、そして希望のメッセージを語る。
ユダの民をアッシリアの脅威から救い、バビロンから解放させた神。
救い主を送り、預言の通り私たちの罪の贖いのためにイエス・キリストを十字架にかけられた神。
３日目によみがえり、神の教会を通して福音を全世界に広められた神。
神は存在し、神は働かれる。それを信じさせ、私たちに力を与えてくれるのは、神の御言葉だけである。