御言葉メール566
2011年1月22日
「兄弟たち。私たちの主イエス・キリストによって、また、御霊の愛によって切にお願いします。私のために、私とともに力を尽くして神に祈ってください。・・・その結果として、神のみこころにより、喜びをもってあなたがたのところへ行き、あなたがたの中で、ともにいこいを得ることができますように。」(ローマ15の30-32)
パウロはエルサレムの貧しいキリスト者に、献金を届ける旅行に出かけようとしています。しかしパウロには心配がありました。パウロがエルサレム教会に献金を携えて行く事は、パウロの行動を不信の目で見ているユダヤ人には挑発と映らないか。事実パウロはこの時、命の危険を覚えていたのでした。
またエルサレムから遠く離れて異邦人に伝道しているパウロを、エルサレム教会の兄姉が理解してくれるだろうか。このためにパウロはローマの教会にとりなしの祈りを懇願します。教会の交わりは、こういうとりなしの祈りによって形成されていくのですね。祈りによって支えられる交わりは、喜びやいこいをもたらします。どうか祈りの懇願と、とりなしによって、私達の交わりで憩いが広がります様に。