御言葉メール568
2011年2月5日
「見よ。わたしはシオンに一つの石を礎として据える。これは、試みを経た石。堅く据えられた礎の、尊いかしら石。これを信じる者は、あわてることがない。」(イザヤ28の16)
かつて破壊と残忍を極めたアッシリアに対して、北イスラエルとアラムは反アッシリア同盟を結び、親アッシリア志向の南ユダを侵略します。南ユダはアッシリアに援助を求めますが、それを知ったイザヤはアッシリアとの同盟がどれほど危険かを、王や指導者に伝えるのです。
アッシリアにはユダを守るつもりなど毛頭なかった。外国の武力援助に頼って、国を興し滅ぼされる万軍の主を信頼しない王と指導者に、イザヤは堅く据えられた石に頼る様に勧めます。この石こそメシヤです。どのような傷も割れ目もない、重圧という試みを経た石に信頼する時、あわてないですむ。
たとえ敵の侵略、敗北があっても、この石に信頼する限り失望する事は無い、と。なぜなら凶暴なアッシリアも、神の御計画に用いられる国であり道具に過ぎません。アッシリアは滅ぼされました。私達が恐れるアッシリアは何なのでしょうか。メシア以上に強いアッシリアなど存在しないのです。