御言葉メール577
2011年4月16日
「しかし、わたしの願いではなく、みこころのとおりにしてください。」(ルカ22の42)
祈りは、私自身ずいぶん悩んできた問題です。今もその途上にありながらも神様によって、少しずつわかってきた事もあります。冒頭の祈りは、イエス様が十字架につけられる前の祈りです。この前にイエス様は人類の身代わりとなり神から捨てられるという苦しみを、ことごとく神様の前に注ぎだして祈られます。
私は、神の思いが私の願いと違っていたらどうしようとか、神様の御心は決まっているのだから祈っても仕方がない、という思いに捕われた時、自分の思いのことごとくを打ち明けられない、祈りの貧しさを教えられました。しかし自分のありのままをさらけ出す祈りは、実は難しい。何故、難しいのか。神様という方がわからないと信頼できないからです。
私は、みこころがなる様にという祈りができるために、神様ご自身を教えて下さい、と祈り始めました。それは聖書の教えとみことばを知り続ける地道な歩みです。神様という御人格を知る歩みは、神様のみこころこそ最善である事を確信させます。あなたの祈りの生活が祝福されます様に。