御言葉メール584
2011年6月4日
「神である主の霊が、わたしの上にある。主はわたしに油をそそぎ、貧しい者に良い知らせを伝え、心の傷ついた者をいやすために、わたしを遣わされた。」(イザヤ61の1)
聖書を読み始めた頃、冒頭の聖書のことばの「わたし」は誰だろうかと不思議でした。後日、この「わたし」はメシアであると教えられました。またここには三位一体の神の働きが示されている、と知りました。
「神」「わたし」「主の霊」は「父なる神」「子なるキリスト」「聖霊なる神」です。受肉された子なるキリストが、打ち砕かれ絶望している者、みじめな状態の者(貧しい者)に、赦しと回復を伝えられる。その事を私達の心に教えてくださるのは聖霊なる神の働きです。今、聖霊はキリストを主と告白する全ての人の中に住まわれています。
イエスキリストを信じる生活が守られ、礼拝へと促される。私達の人生は決して孤独な歩みではありません。どんな時も、実は私達は導かれている。誰も自分をわかってくれないと思う時も、聖霊の存在を忘れていても、私達の内に住まわれる方は、あなたや私を一人にはされません。このお方によって私達の心が照らされます様に。