御言葉メール589
2011年7月9日
「初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。」(ヨハネ1の1)
ヨハネは、キリスト紹介の先ず最初に、「初めにことばがあった」と記します。この言葉で思い出されるのは、創世記1章1節「初めに神が天と地を創造した」という言葉ではないでしょうか。天と地が神によって創造される前から、「ことば」は存在していた。
ヨハネはこの「ことば」こそ神なるキリストである事を証ししていきます。全被造物の中で、私達人間だけが、もやもやした思いを意識の上に上らせ言語化していく事ができる。そして自分の存在を確認し表現していく。その様に神様ご自身の特性を受け継いだ私達は、ことばによって神と交わり、キリストの語られることばによって 永遠に生きる者となりました。ことばは神そのものです。
自分の思いを優先させやすい私にとって、自分の内からでてくる言葉にはがっかりしますが、神の赦しの恵みが、全ての事を益としてくださいます様に。自分のことばを二の次、三の次にして、神のことば(聖書)を最優先させる時、永遠のことばである神との交わりをもっと楽しむ事ができます様に。