御言葉メール616
2012年1月21日
信じようとしないユダヤ人たちは、異邦人たちをそそのかして、兄弟たちに対し悪意を抱かせた。」(使徒14の2)
自分の立場にこだわる党派心と偏見は、自分の立場をおびやかす、と思われる者を排除しようとします。パウロ達の伝えたキリストを信じないユダヤ人達は、事情のよくわからない異邦人たちをそそのかして、パウロや信じた兄弟達に悪意を抱かせます。
その様な中でパウロ達は、語り続けた。長らく滞在してまで。悪意ある噂の中で、何故パウロ達は語り続けられたのだろうか。私なら、とてもそこに居れないだろうと思うのです。パウロ達は、悪意ある噂や人と戦っていたのではなかった、と云えると思います。人の悪意は神様にゆだねるべき問題で、自分が戦うべき問題ではない事を知り、彼らはそこに立ったのでしょう。
しかし、そういう戦いをした事のある人はわかると思いますが、これが難しい。怒りは人に向くからです。その時に、問題と自分の思いを神様に委ねれる様に助けてください、と神に向えます様に。クリスチャンの戦いは、人ではなく、自分を神に向かわせるための戦いといえます。悪意や人を神に委ねる恵みにあずかれます様に。