金沢聖書バプテスト教会

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御言葉メール655

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御言葉メール655

2012年11月3日

「彼らは、自分では知者であると言いながら、愚かな者となり・・・」(ローマ1の22)

ローマ書の言葉は私自身の立ち位置を意識させるものです。特に冒頭の言葉は、現代においてはどのように聞こえるのでしょうか。知者である事、知っているという事が人からの評価になったり、自分を自分で認める基準になりやすい時代です。

私自身、自分が何かを知っていると思う時、決して自分が愚かになっているとは思えないのです。むしろそれで自分を誇りたくなったりする。しかし実は、その思いが造られた者でありながら創造者の立場に立っている事を知らなければならないのではないでしょうか。被造物でありながら創造主の立場に自分を置く時、自分自身が何物であるかわからなくなるのは当然です。即ち自分の生きている目的がわからなくなる。

それは愚かにも、創造主である神を捨てて被造物を礼拝する偶像礼拝へと進ませるのです。自分が知者だと考える時、自分と同等か自分以下の物を礼拝対象として選んでしまう、というのです。私は神を礼拝しながらも、日々起こる事に対して、簡単に自分を創造主の側に置いた、ものの見方や感じ方をしている自分に気づきます。神様が私自身を吟味する恵みの時を、日々備えてくださいます様に祈らされる者です。

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