御言葉メール662
2012年12月29日
「義人はいない。ひとりもいない。悟りのある人はいない。神を求める人はいない。」(ローマ3の11,12)
2012年も終わろうとしています。この一年は皆さまにとってどの様な一年であったでしょうか。思い出す度に喜びと笑いが出てくる事もあったかもしれません。思い出したくない事だってあるでしょう。それらの一つ一つを振り返る時、心の中に浮かんでくるものは何なのでしょうか。
ラッキーだった、不幸だった、自分もよく頑張ったものだ、政治家や社会が悪い…様々な思いが去来するかもしれません。聖書は私たちに告げます。神様の前で正しいと認められる人は一人もいない。真実に神を求める悟りのある人は誰もいない、と。私達が生きる時、嬉しい事も嫌な事もあります。そういう中で、神様の前で正しいと認められる人は誰もいない、と知る時、一年間の様々な事柄を見る目が変わってくるのではないでしょうか。
神の前で誰ひとり、正しい人はいない。それは、私もそうでありあなたもそうなのです。これは、全ての人が神様に裁かれる、という事です。しかし今、イエスキリストによって神を知ることができ、信じる心さえ与えられて、自己中心の罪が赦された。決して裁かれません。一年間の事柄全てを、この赦しの恵みを土台にしてみるこ
とが出来ます様に。お互いの内に平安があります様に。