御言葉メール658
2012年12月1日
「あなたは、他人をさばくことによって、自分自身を罪に定めています。さばくあなたが、それと同じことを行っているからです。」(ローマ2の1)
ある時、私は上記の言葉を読んだ時、とても驚きました。他人を裁き評価する自分は、裁かれる人と同じ事をしているのだと気がついたのです。その時、私は自分の罪の暗闇の一端を見た様に思いました。人を評価する時の自分は、正しいと思い込んでいる。
松本冶三郎いう人は、「人の罪を裁くことによって、自分を神の位置に置き、自分を神と同一視する」と言っていますが、裁く事の本質を的確に言い当てていると思います。自分は不完全だとか、よく知らない者だと思いながら人を裁く事はできないからです。
どうぞ、みことばの光で心が照らされて、繰り返し、裁く自分が赦されていることを感謝できます様に。また、こういう場合もあると思います。自分は他者に対して裁く資格もないし、自分も同じ様な者だと思いながらも、感情的に裁く思いが湧き上がってくるーこれは私を始めキリスト者が多く経験する辛さかもしれません。
体調の影響もあるでしょう。その時、「私が家族や人を裁かなくてもよい様に守って下さい」と祈れます様に。自分はできなくても神はあらゆる仕方で助けて下さる、と信じれます様に。