御言葉メール693
2013年8月17日
「あなたの指のわざである天を見、あなたが整えられた月や星を見ますのに、人とは、何者なのでしょう。あなたがこれを心に留められるとは。人の子とは、何者なのでしょう。あなたがこれを顧みられるとは。」(詩篇8の3,4)
猛暑が続きます。寝苦しい熱帯夜いかがお過ごしですか。私は暑さが続くと、身体がだるく頭がふらつき、いらいらがつのります。
暑さは肉体的にも精神的にもストレスになります。今日の詩篇の作者は、夜空に無限に広がる星空を眺めて、その広大さ、神秘さに心を打たれます。それは背後におられる創造主に直面させられる時になりました。暑い昼間の生活を過ごした夜、疲れやいらいらで身の置き場が無いと思う時、私も夜空の星々を見上げて、創造主を覚える一時をもてればと願う詩篇であります。
作者は、今、自分が見ている夜空の造り主を覚えた時、自分のはかなさ、弱さ卑しさを実感せずにはおれませんでした。しかし同時にその神が、人間を「心に留め」、「顧みられる」神であると告白するのです。夜空を造られた神は、ちりに等しい、いやちりにも満たない私達一人一人をあわれんで、交わりを持ちたいと願っておられる。昼間の私達の疲れや辛さ、苦しみの全てにあわれんでくださる方を夜空に見出して賛美したいものです。