御言葉メール730
2014年5月17日(記:マハー満枝)
「わたしは主である。」(出エジプト記6:2)
モーセは、いろいろ理屈をこねながらも、最終的には神様の召しに従い、アロンと共にパロの元に向かいます。出エジプト記5章から11章に、パロとモーセの対峙の記録があります。
モーセの言葉に対して、パロは「主とはいったい何者か」と、傲慢な態度で答えます。もちろんこれは、主がいったいどのような方なのか、教えてほしい、という事ではありませんでした。「そんな主など、私は知らないし、知りたくもない!」という意味でした。
それに答えるように、神様は6章の中で4回も「わたしは主である」と力強く宣言されました。これは3章で、神様がモーセに教えられた、神様のお名前です。「わたしはある」という者、永遠に存在する、自立、自存の神、という意味です。偶像の神々は人の手によって作られ、人に仕えられなければなりませんが、私たちの神様は永遠に変わりなく、一切のものを統べ治められるお方です。そのようなお方が、今日私のような小さな者に目を留められるとは!
「わたしは主である」と今日一人一人に語られるお方に感謝し、全てをゆだねて歩みましょう。