金沢聖書バプテスト教会

金沢聖書バプテスト教会は、神の愛とキリストの贖いと聖霊の導きによって真の神様を礼拝する者の集まりです。あなたを心より歓迎します

851-900

御言葉メール856

投稿日:

御言葉メール856

2016年11月05日(記:辻嵐桂子)

「人の目にはまっすぐに見える道がある。その道の終わりは死の道である。」(箴言14章12節)

宗教や思想は、よく道にたとえられた。
ある人が言っていた。「信仰は山登りに似ている。頂上に続く複数のルートは、どこを通っても同じ頂上に到達できるように、どんな宗教も思想も、目的地は同じであって、結局のところひとつの真理を追求しているのだ」と。
本当にそうだろか?それは、「ひとつの真理など存在しない」と言うことと等しいのではないだろうか。

昨今の風潮は、真理を追求するというよりは、幸福の追求である。行き着く先が何であるかということより、道中いかに楽しみ、多くのものを得るかが重視される。
「まっすぐに見える道」とは今日的に言えば、合理的で生産的な手段であったり、自分を幸福にし、楽しませてくれる何かなのかもしれない。
価値観が多様化する現代、これが唯一の真理であると主張する排他的な宗教は、ますます受け入れられにくいのかもしれない。

だが多くの人が自分の歩んでいる道を知らない。何処に向かっているのかを知らないのである。
もし道の先にあるのが死と滅びであると知ったなら、誰もが必死であらがい、真実の道を探すであろう。

「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」(ヨハネの福音書14章6節)

カテゴリー

-851-900

Copyright© 金沢聖書バプテスト教会 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.