金沢聖書バプテスト教会

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御言葉メール1010

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御言葉メール1010

2020年1月18日(記:辻嵐桂子)

モーセは一つの青銅の蛇を作りのそれを旗ざおの上に付けた。蛇が人をかんでも、その人が青銅の蛇を仰ぎ見ると生きた。(民数記21章9節)

民数記では、イスラエルの民がシナイの荒野を旅する約四十年の歳月を扱っている。
ここでは、エジプトを出発した最初の世代の者たちの大半が不信仰のため荒野で死に絶え、神は第二世代の者たちを約束の地に導こうとされていた。
だが長引く荒野の生活に我慢できなくなり、彼らも父たちと同じように神とモーセに言い逆らった(5節)。
神は民の中に毒蛇を送り、多くの者が蛇にかまれて死んだ。民は助けを求めた。備えられた救いの道は、モーセが上げた青銅の蛇を仰ぎ見ることであった。

この青銅の蛇は、後にイスラエルの王国において、忌むべき偶像のひとつとなったが(第二列王記18章4節)、蛇そのものに癒しの力があったわけではない。
それは神御自身の御言葉に由来し(8節)、毒牙の効力を無効にするのは、ただ主を見上げる信仰であった。

主イエスはこの出来事を、ご自分の十字架の死の型として用いられた(ヨハネの福音書3章14節)。
私たちも罪ゆえに神の御怒りを受け、死すべき者であったのが、キリストの贖いの十字架を仰ぎ見る(信じる)ことによって、死の毒牙は無効となり、永遠のいのちを得る者となったのである。
神が備えられた唯一の救いの道である。

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