御言葉メール1068
2021年3月8日
十字架のことばは、滅びる者たちには愚かであっても、救われる私たちには神の力です。(第一コリント人への手紙1章18節)
この御言葉は私が聖書を初めて知り、信仰に入ったとき、最も衝撃を受け、また惹かれた御言葉である。
多様性が謳われる現代、私たちは様々な局面で価値観の変革を迫られる。かつての常識はいとも簡単に覆されてしまう。
そんな現代を生き抜くには、私たちは常にアンテナを張り巡らし、周りの空気を読み、より多くの人に支持される選択をし続けなくてはならないのか。何一つ確実なものがない中で。
こんな時代にあっても、聖書は決してその主張を変えない。
イエス・キリストの十字架の贖いは、人類が罪を赦される唯一の道であって、信じる者は救いを得、これをこの世の常識と照らして愚かとする者、イエス・キリストの十字架を拒む者は滅ぼされる、すなわち永遠のさばきに服すると。
現代の個々の事象に明確な答えは出せない。だがこの真理だけは決して変わることがない。移り変わる世にあっても、私たちの立ち位置はここにあるのだ。