御言葉メール1100
2021年10月23日
「信仰がなければ、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神がおられることと、神がご自分を求める者には報いてくださる方であることを、信じなければならないのです。」 (ヘブル人への手紙11章6節)
十戒の第二戒に、偶像を造ってはならないという戒めがある(出エジプト記20章4節)。
これは単に彫像や鋳造を拝む対象として造ることを禁じているだけでなく、神の像(イメージ)を自分勝手に作り出すことを禁じている。
多くの日本人は様々な神(的なもの)の存在を信じ、信心すればご利益があると信じている。だが上記の御言葉はそういう信仰を言っていない。
これはユダヤ人クリスチャンに宛てられた手紙である。
すなわちこの手紙の読者たちは、少なくとも旧約聖書に啓示された神のみを神としていた。
人間は罪により堕落している。私たちのどんな行いも神を喜ばせることはできない。また
神の啓示なしには真の神を見出だすこともできない。
私たちが神に受け入れられるためには、聖書に啓示された神を聖書に啓示された通りに信じなければならない。
すなわち、イエス・キリストの贖いを信じ、信じる者に与えられる神の恵みの約束を信じることである。
「彼に信頼する者は、決して失望させられることがない。」(ぺテロの手紙第一2章6節)