御言葉メール1104
2021年11月22日
「人も家畜も、粗布を身にまとい、ひたすら神に願い、それぞれ悪の道と、その横暴な行いから立ち返れ。もしかすると、神が思い直してあわれみ、その燃える怒りを収められ、私たちは滅びないですむかもしれない。」(ヨナ書3章8-9節)
これは預言者ヨナがニネベの住人に向かってさばきを宣告した時、王が出した布告である。ヨナによって伝えられた神のことばを聞き、王と民は神を信じ、罪を悔い改めたのである。
ヨナには不本意なことであったが(4章参照)、神はわざわいを思い直し、さばきは延ばされた(3章10節)。
預言書というのは大体さばきについて語っている。それは堕落したユダとイスラエルの民を神に立ち返らせるためであった。
悔い改めることをしなかったユダとイスラエルは、王国の滅亡という結末を迎えた。
イエス・キリストが来られてから今日まで、福音が全世界に伝えられ、すべての民族に悔い改めが迫られている。聖書はこの世界の終末についても語っている。
「主は、ある人たちが遅れていると思っているように、約束したことを遅らせているのではなく、あなたがたに対して忍耐しておられるのです。だれも滅びることがなく、すべへの人が悔い改めに進むことを望んでおられる。」(ぺテロの手紙第二3章9節)