御言葉メール637
2012年6月16日
「神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださるのです。」(ピリピ2の13)
神様のみこころだとはっきりわかっていても、なかなかそれが出来ない事は多くあります。ピリピの教会では、教会内に不一致があり、パウロはそれに対して、一人一人がキリストの謙遜に学ぶ様に勧め励まします。
ピリピ教会が、キリストに従順な信仰を持っていることをよく知っていたパウロは、ますますキリストに従う事によって、人を自分より優れた者と思う様に願うのです。しかし不一致の最中の兄姉にとって、これはどんなに難しい事か。しかしパウロは言うのです。神ご自身が、あなた方の内に働いて志を立てさせ、事を行わせてくださる、と。神に向かい、神に従う歩みがしたい、と葛藤の中で祈らされる歩みの中で、神は必ず、その人の心の内に働かれる。
そして様々な形のキリストへの従順と、人にへりくだる思いを与えてくださる。そしてそれを実行させてくださる、というのです。自分の力ではなく、神がさせてくださる。神が私達に志を与え、実行する力を与えておられるのがわかる、信仰の歩みでありたいと私も願っています。