御言葉メール113
2005年8月31日
「まことに、夜になると、私の心が私に教える。私はいつも、私の前に主を置いた。主が私の右におられるので、私はゆるぐことがない。」(詩篇16の7,8)
ようやく秋風の冷たさに、汗の引く日々になりました。夜は虫の鳴き声が、静けさをきわだたせます。
しかし暑い夏を経てきたこの時期は、身体も心も疲れやダルさが一気に出る時でもあります。特に一日の終わりの夜はそうです。その疲れをいやすのに、現代はテレビやゲーム、パソコンの音や画面に心や身体が引き付けられて、なかなか夜の静けさを味わうことができなくなりました。
それはまた、静けさの中で楽しめる主との交わりができない、という事でもあります。詩篇の作者は、夜、祈りと神の約束を黙想することを通して、主を信頼し従う恵みを教えられていきます。それは、どんな時でも私の前に主を置くという服従と、どんな時でも主が私の右におられ、必ず主が助けてくださるという確信になっていきます。
どうか疲れでボーッとしてテレビの前に座り込んでいる時も、テレビの面白さに嫌な事も忘れて見入っている時も、聖霊なる神さまが助けてくださり、聖書と祈りに追いやってください。忘れたいことを思い出す痛みを伴っても、ゆるぐ事のない確信へと導いて下さい。
御言葉メール113
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