御言葉メール115
2005年9月7日
「彼女は言った。『わたしのこのふたりの息子が、あなたの御国で、ひとりはあなたの右に、ひとりは左にすわれるようにおことばを下さい』」(マタイ20の21)
娘との会話で、「何度言ったらわかるの」、「そういう問題ではないでしょう」などと、娘の言おうとしていることを即座にまた頭ごなしに否定しては、後悔する事しきりです。
こういう姿勢は家族以外にも当然出ているのですが許されて交わりに加えられています。しかしイエス様は何と私と違い柔和なのでしょう。これから十字架につけられる、という話をされた後で、二人の息子の母は自分の息子を右大臣、左大臣にして欲しいというのです。
しかし問題の本質やイエス様の苦しみが全くわかっていない母の質問に対しても、怒ったりバカにしたり、ため息をついて批判したりする事はされません。それはイエス様の決めることではなく父なる神が決める事、と教えられるのです。
何を言っているのかもわからない者に対して、イエス様は人間とは違って、へりくだり、柔和です。だから私達は、この方のみことばの元に自分を置くことが一番、安らぐのでしょう。その時に自分ではできないけれど、イエス様が私達をも柔和な者に変えて下さる事に望みを持てる様にして下さいます。
御言葉メール115
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