御言葉メール181
2006年4月26日
「あなたのみことばは、私の上あごに、なんと甘いことでしょう。蜜よりも私の口に甘いのです。」(詩篇119の103)
スゥィーツのような甘さのみことばとは、美味しいお菓子を食べた時のように、心に感動や喜びがあふれてくる事だろうと私は考えていました。確かに聖書はワクワクするような所もあります。しかし毎日の聖書通読は、ある時は砂をかむように無味乾燥な話に感じたり又、問題解決のためにすぐ役立つ様には思えなかったのです。
そうすると手っ取り早く心が励まされたり、楽しい思いにさせてくれるようなものに心が向きました。クリスチャンの経験談や音楽、たくさんの人が集まる集会。誤解してほしくないのは、クリスチャンの証しや讃美がよくないといっているのでは毛頭ありません。それらは、特にクリスチャンの交わりにおいて励ましと慰めのために必要です。それを通して、みことばへと私たちを向かわせるからです。
ただ自分の心を手っ取り早く満足させるために、聖書に代わるものとしてしまう事が問題です。私自身がそうでした。そこには一瞬の興奮と期待しかありません。しかし私達が自分を鼓舞しなくても、沈んでいる状態はそのままで、みことばを読み続ける限り、神さましかできない業をみるでしょう、自分の中に。その時、私達はみことばが蜜よりも甘い事を経験するのです。
御言葉メール181
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